投資のしくじりから学んだこと。アクティブ運用がインデックスに勝つのは、想像以上に難しい。

私たち夫婦は現在、複数の投資信託を保有しています。 改めて整理してみると、インデックス型とアクティブ型、それぞれ以下の銘柄を持っていました。

インデックス型
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  • 三井住友・DC外国株式インデックスファンドS
アクティブ型
  • ティー・ロウ・プライス 世界厳選成長株式ファンド(Aコース/為替ヘッジあり)
  • ティー・ロウ・プライス 世界厳選成長株式ファンド(Bコース/為替ヘッジなし)
目次

銘柄の中身、かぶってない?という反省

中身がかなり重複しています。

  • 「オルカン」「除く日本」「楽天オルカン」:どれも全世界の株がメイン
  • 「Slim S&P500」と「SBI・V・S&P500」:どちらも米国の主要500社

なぜこんなことになったのか。 夫婦でNISA口座の証券会社が異なっていたり(夫:SBI証券、私:楽天証券)、何より「当時はよく分からないまま、なんとなく良さそうなものを買っていた」という、お恥ずかしい理由もあります。
さらに、「除く日本」は「オルカン」と間違えていた…と情けなさすぎる理由が😹

▼この話は別での記事に書きました。

インデックス銘柄同士の重複なので、致命的な問題ではありませんが……小さな反省点です。
これがちっぽけなことと感じるぐらい、大きな反省があります。
それは、アクティブ投資に過度な期待を持っていたことです。

インデックス投資 vs アクティブ投資:リターン比較の現実

過去のしくじりとして、リターンに差が出たポイントを比較してみました。

比較対象は、王道の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)」と、アクティブ運用の「ティー・ロウ・プライス 世界厳選成長株式ファンド(Bコース/ヘッジなし))(※以下:TRプライスと記載)です。

項目eMAXIS Slim 全世界株式 (オルカン)TRプライス 世界厳選成長株式 (Bコース)
運用スタイルパッシブ(指数連動)アクティブ(プロが選別)
信託報酬(年率)約0.05775%1.683%
1年騰落率(2025年末)約22.9%約17.3%
純資産総額約9.8兆円約3,360億円
主な中身全世界の約3,000社厳選された成長企業(数十社程度)

eMAXIS Slim 全世界株式 (オルカン) 過去5年間のチャート

TRプライス 世界厳選成長株式 (Bコース) 過去5年間のチャート

5年間の増加率は、

  • eMAXIS Slim 全世界株式 (オルカン) → 約154%(資産が約2.5倍!)
  • TRプライス 世界厳選成長株式 (Bコース) → 約101%(資産が2倍以上!)

どちらも2倍以上と素晴らしい結果です。ですが、インデックス投資にアクティブ投資が負けています。

1. 「コストの壁」は想像以上に厚い

TRプライスの信託報酬(1.683%)は、オルカンの約29倍です。 100万円預けると、オルカンは年間約580円のコストですが、TRプライスは約16,800円アクティブファンドはこの「高いハンデ」を背負った上で、市場平均に勝たなければなりません。

2. 直近のパフォーマンス(2025年実績)

2025年の1年間を振り返ると、オルカン(約22.9%)がTRプライス(約17.3%)を上回る結果となりました。プロが銘柄を厳選しても、市場全体の勢いに勝つのはこれほど難しいことなのだと、数字が証明しています。

3. 「市場平均」か「市場を上回る超過収益」

オルカン: 世界の成長をそのまま受け取る「平均点」狙い。
TRプライス: プロの目利きで、平均を上回る「超過収益」を狙う。

TRプライスは成長株に集中投資するため、ハマれば爆発力がありますが、外れると今回のようにインデックスに負けるリスクがあるのです。

アクティブファンドの信託報酬は、プロへの「信頼料」として適正か?

投資に「正解」はありませんが、痛感したのは「コストの重み」です。 TRプライスのようなアクティブファンドが、高い手数料に見合うリターンを出し続けることの難しさを、改めて実感しています。

世界の天才たちが、それこそ命を懸けるほどの熱量で挑んでも、インデックス(市場平均)に勝ち続けるのは至難の業。その事実に触れるたび、個人投資家としての「最適解」を再確認しています。

結論:オルカンへの信頼感は抜群です

広く認知されていることですが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)への信頼感は、もはや不動のものです。

多くの投資家が「迷ったらこれ」と口を揃える通り、世界中の成長を丸ごと享受できる安心感は群を抜いています。他社がコストを下げれば即座に追随してくれる姿勢も、ほったらかし投資には最適です。

私のような投資の初心者こそ、「どの株を買うか」と悩むより、いかにオルカンへ回すお金(入金力)を捻出するかに知恵を絞る。それこそが、最も有意義で確実な道なのだと感じています。


▼わが家の銀行・証券口座はこれを使っています。
この形に変えてから、給与振り込みから、生活費の支払い、投資への流れが管理しやすくなりました。

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