東京で車を所有するということ
東京に住んでいるため、車は贅沢品だと感じますが、わが家では趣味のため結婚してからずっと車を所有していました。
ふと気になったので、東京都のマイカー所有率を調べてみました。
一般財団法人 自動車検査登録情報協会が発表した、自家用乗用車の世帯当たり普及台数(2025年(令和7年)3月末時点)によると。
リンク:https://www.airia.or.jp/publish/file/kenbetsu2025.pdf
東京都の自家用乗用車の1世帯あたり普及台数は、想像通りでした。
・東京都: 0.419台(約2.4世帯に1台)、全国平均: 1.009台(1世帯に1台以上が当たり前)
・順位: 47都道府県中、47位(最下位)
私の家では以前は国産のファミリーカーに乗っていました。
ですが、乗り換えの際、夫が外車に乗ってみたくなったんです。
車を欲しがる夫に、深く考えていなかった私は、当時「頭金が300万しかないから、低い金利ならカーローンもありかも」と言ってしまいました。
コーヒーを飲んでいる間に組めた、500万円強の借金
それまでは住宅ローンしか組んだことがなく、ローンを組むのは、住宅ローンのように審査が必要で、簡単に組めるものではないと考えていました。しかし、カーローンは審査のハードルが低く、驚くほど「あっさり」組めてしまいました。
夫がディーラーで書類を記載し、その日のうちに残金の500万強を借りるOKが出ました。
金利が高いか低いも検討することもなく、金利1.9%で5年ローンを組むことになりました。
これにより私たちは、毎月約10万円のカーローンの支払いが始まりました。
本当の地獄は、そこからでした。
私たちからすると、高級な外車は、初期費用の高さだけではなく、とにかく維持費が高かった。
- 頻発する修理: 点検ランプがつくたびに、修理代で十数万。
- 消耗品の高さ: 重い車体のせいでタイヤはすぐ減る。修理部品は海外からの取り寄せのため高額。
- 車検の衝撃: 1回で50万円。
何度も点検ランプが点灯し、夫からディーラーに行くと聞くたびに、私は修理代いくらかかるか?怖くて震えていました。
車のローンと、維持費、修理代、保険などに月15~20万ほど支払っていました。
これが家計にはとてもきつかったです。
20万も支払っていると、車のために働いているような気持になりました。
そんなに車に費やしているのに、平日は電車で通勤、土日も疲労回復のため、出かけるタイミングは少なく、月に乗っていたでしょうか?とてももったいない、身の丈に合っていないものだと感じました。
資金に余裕がある方が、高級車に乗ることは、素晴らしいと感じます。
でも、車は貯蓄もないような家庭が、ローンで購入するものではないと強く感じました。
早期退職を見据えて家計を整理する中で、一つの「光」を見つけました。 長年、給料天引きで放置していた「財形貯蓄」です。散財体質だった私たちにとって、天引きという強制力があったからこそ残っていた、最後の砦でもありました。
私たちはこの財形を崩し、カーローンを一括返済することを決めました。
次回は、この「身の丈に合わない高級車」を売却し、身軽になった私の心の変化を詳しくお伝えします。
