前回の記事でカーローンを完済したと書きました。

残り1年分を一括返済しても、金利削減メリットは僅か1万円
改めて、利息をいくら払っているか確認して、ローンの怖さを知りました。
私たちのカーローンはこんな契約でした。ローン会社からもらったお支払い計算書は以下のようになっていました。
借入金 5,300,000円 (計算書ではご利用額)
金利 1.9%(計算書では会員手数料率)
トータル利息 259,898円(計算書では会員手数料)

私たちは、4年間支払い完了しており、残り1年間の約100万円を一括返済しました。
返済の手続きはWebからできるということで、この時になって初めてWebサイトにログインし、残り期間の利息の支払いを把握しました。
そうすると、残り1年分を一括返済しても、金利削減メリットは1万円ほどしかありませんでした。
多くの住宅ローンでも使われている”元利均等返済(がんりきんとうへんさい)”は返済当初はかなり利息分が多いと、言葉では認識していましたが、実際の数字を計算して驚愕しました。
ローン会社からの通知では分かりづらいので、経過年数毎に、利息支払い状況をまとめました。
(※この表は私のほうで作ったので、利息合計が数百円ズレが発生している点ご了承ください。)
| 経過年数 | その年の利息額 | 利息支払累計額 | 利息支払進捗率(%) |
|---|---|---|---|
| 1年 | ¥91,743 | ¥91,743 | 35.3% |
| 2年 | ¥72,213 | ¥163,955 | 63.1% |
| 3年 | ¥52,308 | ¥216,263 | 83.3% |
| 4年 | ¥32,022 | ¥248,285 | 95.6% |
| 5年 | ¥11,347 | ¥259,633 | 100.0% |
| 合計 | ¥259,633 |
たった1年で、利息の35%以上を払っていました!
4年経って『残りを一括で返してスッキリしよう!』そう思った時、実は利息の95%を払い終えた後でした。 ローンという仕組みは、私たちが『返そう』と思い立つ頃には、すでにローン会社側の利益がほぼ確定しているように設計されています。
借金を抱えるということは、自分の将来の労働時間を、これほどまでに効率よく差し出すことなのだと、この数字を見て痛感しました。
ローンは本当に怖いです。
住宅ローンについても確認してみました。
借入金5000万。金利1.2%。35年ローンのケースです。
| 経過年数 | 利息支払累計額(円) | 利息支払進捗率(%) |
|---|---|---|
| 5年 | ¥2,827,016 | 25.1% |
| 10年 | ¥5,287,898 | 47.0% |
| 15年 | ¥7,360,017 | 65.4% |
| 20年 | ¥9,019,345 | 80.1% |
| 25年 | ¥10,240,370 | 91.0% |
| 30年 | ¥10,996,003 | 97.7% |
| 35年 | ¥11,257,480 | 100.0% |
最初の5年で、35年分の利息の約25%(約282万円)を支払ってしまいます。
10年が経過した時点で、利息の約半分(47%)を支払い済みになります。
25年が経過した時点で利息の9割以上を払い終えており、最後の10年間は、支払額のほとんどが元金の返済に充てられることになります。
繰り上げ返済をするなら、早い方が圧倒的に効果が高い
カーローンも住宅ローンも、繰り上げ返済をするなら、圧倒的に早い方が効果が高いということが、身をもって経験しました。
今まで手付かずの住宅ローンも、早期退職に向けて考えなければいけないと強く感じました。